『鉄』のブラケットを壁に取り付けての商品撮影です。来期のカタログに掲載する写真とのこと。
到着した製品の確認からはじめ、構造、サイズ、個数を確認し撮影の段取りを組みます。今回はベースとなる形状は同じでもサイズ展開があるので、大きい製品から小さい製品へと撮影が流れる段取りを組みました。
アングルの決め方としては、例えば椅子だと前後4本脚の重なりや、見た目の安定感といった部分です。商品の構造によって見え方がいくつもありますが、テスト撮影した写真をパソコン画面でチェックしクライアントとイメージを近づけていく中で、「これだっ!」というアングル見つけていくのです。
ライティング(照明)はシンプルに。
質感、色が正しく表現されているか?製品の特徴が十分に表現されているか?など見極めながらライティングに細かい調整を加えていきます。
製品の手入れ、ピントチェックの最終確認を済ませ、いざ本番!
緊張感のある静かな空間にシャッター音とフラッシュ音が響きます。
クライアントと画像を確認し「はい、オッケイ!」の合図で撮影終了です。