toggle
2020-07-10

住宅の撮影は様々な状況に対応しています

今まで住宅の撮影を多く行ってきていますが、その都度お客様のご要望も様々です。

『竣工撮影』と言いますと、建物が完成し施主様へ引き渡しをする前に撮影する事が一般的。ですが、実際は建物の工期が伸び、撮影できないケースが多い様です。

まず撮影をする理由としては、建物のデザインをした設計事務所、工事を行った建設会社の『施工事例』、オープンハウスの『広告用』、施主様へのフォトアルバムなどの『プレゼント』としてです。

もちろん、建物の発注者である施主様からのご依頼で新築撮影を行った事も有ります。「せっかく新築を建てたのに写真を摂ってもらえなかった」という事でご依頼いただきました。

個人様、法人様問わず「写真として残したい」というご希望には、その状況や内容によって柔軟に対応してきました。

↑設計事務所様のご依頼で新築に引っ越してきて1年後や3年後の撮影も場合によってはあります。

魅力としては『写真に程良い生活感』が感じられる事です。実際に住んでみるとこんな感じ!というリアリティーのある風景に写真を観る人の心が近づくのです。雑誌の取材などはこのケースですね。

↑建設会社様からのご依頼で引き渡し前に撮影した写真です。そこには生活感というよりも記録的な要素が強く出ます。その中でも気をつけている事は「ただの記録にしない」という撮影者の心構えでしょうか。

あくまで写真を観る人は不特定多数ということを念頭に置いて写真を撮らないといけませんね。

 

どの撮影ケースにしても、最初に現場へ入った時の第一印象を写真へ素直に落とし込む事ができるかが肝心です。

関連記事