いつもは当スタジオへ商品（鉄家具）を持って来ていただくのですが、今回は撮影する商品点数が多いという事でショールームの一角にスタジオセットを組んでの撮影です。
カタログ用の単品撮影なので、各商品の形状と色を正しく表現した写真を撮らないといけません。
商品実物を目視した時は三次元として立体にとらえます。でもカタログやWEBなどは二次元として表現されるため商品形状がどうしても伝わりにくいのです。
全体的なフォルム、脚のループ感、背の形状、商品の色、座面の柄や厚み、はたまた椅子の安定感など。商品を回転したりカメラ位置を上げたり下げたりを繰り返しながら、一枚の写真で伝えきれるものを探求します。
↑の写真は商品の座面の位置を合わせています。
カタログを見た不特定のお客さまの目に留まり興味を抱いていただく。その為には細かいチェック項目をクリアした「一枚」の写真が求められるのです。
続く