Linhof テヒニカ(4×5)2005
2005年にテキサスのヒューストンへ行った時は、未だデジタルカメラに馴染めずフィルムカメラを携行していきました。それもライカ(35mm)、ハッセル(中判)、リンホフテヒニカ(大判)とえらく仰々しいスタイルで撮影旅行をしたのは若気の至りでしょうか。(笑)
リンホフテヒニカ(大判)での撮影は三脚が必要で、箱状から展開しレンズを取り付け、ピント、絞り、シャッタースピード、、など全てがマニュアルになります。
暗い夜間での撮影はピントや構図を決めるのにも時間がかかり随分と苦労しました。
が、その仕上がりは風景のディテールや空気感を余す事なくフィルムに留め、自分の息遣いすら聞こえそうです。
4×5カメラで撮影した写真はそういったエネルギーをも感じさせてくれる魅力あるものなのです。
終わり