18歳の頃に旅したインド。
出発前に大まかなルート、コルカタinデリーout とだけ決めてオープンチケットを手配しました。
この二ヶ月ほどの滞在ではいくつかの場所を訪れましたが、一番長く滞在したのはヴァラナシでしょうか。
ヴァラナシはヒンドゥー教の一大聖地として多くの信者や巡礼者が目指すインド最大の宗教都市です。
場所的にはコルカタとニューデリーの中間くらい。
街はガンジス川沿いに位置していて川の西岸にはガートと呼ばれる階段状の沐浴場があります。沐浴はヒンドゥー教の身を清める儀式で、まず川に入り、太陽に向かい聖水を手に汲み、祈りの言葉をつぶやきながら太陽に捧げ、その後、自分の頭や体に水をかけて清めます。
沐浴は朝日に向かって行うのが最も良いとされていて、そのため朝はヒンドゥー教の巡礼者たちでガートはごった返すのです。
ガンジス川に船を出し、川から撮影。
西岸、約 6.4 kmの間に84のガートがあるようですが、その中でも大きいダシャーシュワメード・ガート。
人々をインドの神様が見守ります。
祈りを捧げる人々だけではありません。
ガートや船上ではポストカードを売る多くの子供達の姿もありました。
服を石に叩きつけて洗濯をする人。
集まる人たちの熱気が川の上からも伝わってきました。