18歳の建築学生の時に旅したインド。
インドに行ったらタージ・マハルは観ておかないと!との事で行ってきました。
かれこれ25年程前になるので少し曖昧ですが、たしか早朝にタージ・マハルのある街アーグラに到着した記憶があります。
ヴァラナシからアーグラへは電車(10時間程)で向かったはずなので、早朝にアーグラへ到着するにはヴァラナシを前日の夜に出た様ですね。
早朝に到着したアーグラの駅からタージ・マハルまで歩いて向かいます。通りはリキシャや露店で賑やかです。
途中、通りを歩いていると向かいから一人の男が見えました。何かを振り下ろす怪しげな動作を見せると、ビシッ!ビシッ!と空気を切る音が聞こえてきます。。
なんだ?
多少警戒しながらも徐々に男が近づいてくると手に持っているものはムチだと分かりました。動物を手なずけるムチの様です。
ビシッ!ビシッ!ビシッ!
勢いよくムチを振り下ろすその男、そのまま私へまっすぐ向かってくるではありませんか。身構えます。
動物はてなずけても俺は手なずけられないぞっ!
男「ムチを買わないか?」
私「・・・」
さあ!冒険の始まりです!!笑