今ではデジタルになってメディア(SDカードやコンパクトフラッシュ)の交換は大変楽になり、撮影可能枚数も容量によってはフィルムと比べものにならいくらいに上がっています。
カメラにメディアを入れっぱなし、という人もいるのではないでしょうか?
フィルムは一枚一枚撮っては送り、撮っては送りの繰り返し。
24枚か36枚を撮り終えるたびに交換してくてはいけませんでした。
一本のフィルムに限られた枚数。
被写体に向かい一枚一枚を大事に撮る事を教えてくれるのもフィルムの良さでもあります。
今回はライカM5のフィルム装填を紹介します。
ライカのフィルム装填は底部分からアクセスします。
マずロックレバーを引き出し、時計逆回転。
すると底蓋がオープンします。
片方はフックで止まっているだけなので、ボディからゆっくり取り外します。
開けると、ボディの内側にフィルム装填の図。イメージができますね。
ボディをひっくり返すと裏蓋が開きます。
色々とカメラの大事な部分が見えてきました。
※ここで注意ですが、シャッター幕や圧板等はデリケートな部分なので手で触ってはいけません。
フィルムの先端を少し引き出し通り差し込みます。
図と同じように。
ガイドレールに沿ってスプールまでフィルムを伸ばし、図のように先端を巻き込みます。
そして、フィルムの上下の溝をスプロケットにあるギアに入れます。
ここでシャッターを一度ゆっくり巻いて見るとカチッとはまり、フィルムのたわみも取れます。
裏蓋を閉じ底蓋を取りつけて終了です。
フィルムカウントが0になるまでシャッターをゆっくり巻き上げて撮影可能になります。