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2021-07-02

単品家具のスタジオ撮影でした

今日は当スタジオにて家具(テーブル)の撮影。

先週に撮りきれなかった撮影の続きです。夕方からの撮影という事で、軽く機材のメンテナンスをしながらゆっくり準備に入ります。

カメラはPhase One 645に中判のデジタルバック(カメラボディ後ろに取り付いている黒い箱)とシュナイダーレンズ110mmの組み合わせ。

レンズやデジタルバックの大型CCDをエアーで吹き、バッテリーチェックからテスト撮影までを事前に行います。

デジタルバックを導入して10年以上経ちますが、このデジタルバックで撮影した写真には明瞭に説明するには難しい独特の映りがあり、そのタフでパワフルな画像は見る人を惹きつけるのです。

三脚に取り付けてテスト撮影。

三脚は全高2400mmまで上がることができるハスキーの4段三脚。メーカーのメンテナンスを受けながら20年以上使用しています。

今回の撮影、ストロボ3灯を使用です。

その中の一つは、グリップとグリップアームの組み合わせで低い位置にストロボをセッティングしました。ストロボから発光された光をアンブレラの白い部分に反射させ柔らかい光をつくっています。

ストロボをつなぐジェネレーター(電気を貯める機材)。大きな光量で細かく調整ができるジェネレーターが便利です。

昨今のデジタルカメラでは感度を上げてもあまり画質が落ちなくなりましたが、フィルムの時代では決められたフィルム感度で絞りが必要な時には大変重宝しました。

それが抜けきらないのか私自身もなるべく低感度で撮影をして、きめ細かく豊かな階調で撮影を行いたいと思っています。

 

ストロボ3灯のバランスをジェネレーターで調整してテスト撮影し準備は完了です!

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