三重県伊賀市にロケへ行った際、建築家 故 坂倉準三氏が設計した旧伊賀市役所南庁舎を観てきました。
気になっていたんですよね。
1959年に竣工した岐阜県の羽島市役所(坂倉準三氏設計)を見た当時の伊賀市長が坂倉氏に設計を依頼して出来た建物なのです。
伊賀市は2019年に日建設計が設計した新庁舎に移転した後、坂倉準三の設計で1964年に竣工した旧庁舎(竣工時の名称は上野市庁舎)は、新庁舎の計画段階では取り壊しの話が出ていたが、保存を掲げる岡本栄市長が2012年に当選。以後、保存か解体かをめぐる議論が続いてきたそうだ。
坂倉準三氏は、モダニズム建築の巨匠であるル・コルビュジエに師事した建築家。
50年以上経ってますが、心に響くものがあります。