前回の続きになりますが、
『単品撮影』は背景の何も無い状態(今回はグレーのバック紙)で撮ります。キリヌキ画像としても使える様に椅子へのラインティングはフラットな感じが良い。今回は両サイドとトップの3灯。
細いアイアンに両サイドからハイライトが入る様に光を柔らかくディフューズ(拡散)させています。
それぞれの写真でしか表せないこの椅子の特徴が見えます。
単品写真の特徴は背景に余分な情報が無いので視線が定まりやすく、利用イメージなどの押し付け感がありません。
クッションを外してフレームを寝かせてみると、、
パリのメトロを思わせるグラフィカルな構造美。とても興味深いです。
既成概念にとらわれず、椅子と人が自由に戯れてみるのも新しい視点が生まれて面白いですね。
注)ターミネーターの登場シーンをイメージしたのではありません
Product:株式会社 杉山製作所