toggle
2022-09-03

師匠の回顧展へノリタケの森ギャラリー

名古屋のノリタケの森ギャラリーで師匠の写真展(回顧展)が行われていたので観に行ってきました。

師匠とは私が写真を志し入門した23歳からのお付き合いなので20年程の師弟関係です。

約1年ぶりのノリタケの森。知らないうちに敷地内にイオンモール(NAGOYA NORITAKE GARDEN)が隣接する環境に驚きました。駐車場はイオンモールの駐車場に停めて2時間無料の特典をアプリでゲットしてギャラリーへアクセス。

ノリタケの森ギャラリー玄関

師匠の写真展の広告。過去の仕事やライフワークの写真を展示する回顧展の案内。

ギャラリー2階が展示スペースとなっていて、大小二つのスペースがあります。今回は大きなスペースです。

入り口正面にポスターの展示。師匠の仕事で代表的な高級料理とヤマハ管楽器のポスターです。私がアシスタントしていた頃に撮った写真ではありません。

これは京都の名高い能楽師のアトリエへ泊まり込んで師匠と一緒に撮影した能面の写真。

ある年末の日、朝から晩まで撮影し晩飯難民となり旅館の一室で師匠と一緒にカップ麺をすすったのは懐かしい思い出です。

ヤマハの管楽器。これは師匠の最も長く続くお仕事では無いでしょうか。写り込みの多い管楽器は撮影する難易度が最も高い被写体です。

数点の写真は私にも見覚えのある写真。アシスタントの頃は撮影現場でよく怒られたのも良い思い出です。

雑誌やカタログが広げられたセンターテーブル。こうした見ると多岐に渡ったお仕事をされているのだな思います。

ライフワークのからくり人形の写真もあります。

広い展示スペース。

からくり人形師「九代玉屋庄兵衛」氏の国盛(日本酒)のポスター。これはアトリエで撮影したのを覚えています。カレンダーの撮影では煙幕を焚いて広い高原を走り回ったのも懐かしい。

御殿場で撮影した陶器の作品。自然豊かな環境の中で行われた撮影、この辺りの作品は私も思い入れのある写真です。

 

他の人とは写真を見る角度が違っていますが、一枚の写真にそういう背景が隠されているという見方も出来るわけで興味深い写真展でした。

師匠ありがとうございました。

関連記事