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2023-02-08

フィルムマガジン『A12』

前回の続き

今回はHasselblad 503CWのボディに取り付けるフィルムマガジンの紹介です。

まずは外観から。ボディに取り付ける前面。

マガジンの背面

上にはマガジンのタイプ表記。

A-12は「120フィルム」6×6サイズで12枚撮影可能

A-16は「120フィルム」6×4.5サイズで16枚撮影可能

A-24は「220フィルム」6×6サイズで24枚撮影可能

A-32は「220フィルム」6×4.5サイズで32枚撮影可能

フィルムや目的に合わせてマガジンの種類を選ぶことができるのです。

 

ボディに取り付け、取り外す

完全に分離する

撮影の際は「引き蓋」を引いて。

マガジン横

「フィルム消費量マーク」と「フィルムホルダーキー」が格納されている。

フィルムホルダーキーを引き起こし、

反時計方向に回してフィルムホルダーを引き出します。

フィルムホルダー外観。

ここにもブランドの刻印が。

中判カメラのフィルムは「スプール」と呼ばれる軸に巻かれた少し特殊なフィルムで、「ブローニー」や「120」と呼ばれています。

下の写真の図の様に、右に新しいフィルムを装着して左の空のスプールに巻きつけて撮影を行っていくのです

新しいフィルムの端を引き出し、フィルムはホルダーの背面へグルっと回してから空のスプールへ巻きつけます。

フィルムの装着の詳しい案内はまたどこかの機会で紹介します。

フィルムを装着したらフィルムマガジンに再び戻します。そして、巻き上げクランクを引き起こして、時計方向に止まるまで10回程度回します。

フィルムカウンターが①になっていることを確認。

これでフィルムマガジンの準備は完了です。

 

撮影の際には「引き蓋」を抜いて撮影するのですが、マガジンの背面に引き蓋の収納機能がついています。

マガジンの紹介は以上です。

 

次回はHasselbladで使用するレンズについての紹介です。

つづく

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