撮影で長野県長野市へ行った際に、以前から気になっていた長野県立美術館へ立ち寄ってみました。
前日の撮影を終え、そのまま長野駅前へ宿泊し翌日の朝から散策です。朝からよく晴れて散策日和!長野駅前から車を走らせること15分ほどで現地へ到着。かの有名な善光寺が目の前というロケーションで驚きましたが、美術館周辺は参道の賑わいからはかけ離れた様に静か。
位置的には下の感じ。
さて、善光寺裏の駐車場に車をとめて向かいます。
長野県立美術館前の城山公園もよく整備されて気持ちがいい。R3年にリニューアルした様で、左の円形の場所では噴水が上がるそうです。
アプローチ。右手に本館、左手にうっすら見える東山魁夷館。二館をつなぐブリッジも見えます。 本館の設計がプランツアソシエイツ。東山魁夷館の設計は谷口吉生氏。
本館の入り口あたり。屋根に少し緑が見えるので屋上庭園でもあるのかな?
アプローチを少し進むと東山魁夷館が見えてきました。谷口建築を象徴する様なシルエットです。
正面から。
ブリッジをくぐり、本館脇の外階段を少し上がると、ブリッジの内部もよく見える。景色も透過して内部も気持ち良さそうで風景の一部となっているかの様。
東山魁夷館側から水辺テラス越しに美術館を望む。工事中で水盤に水がはっていませんでした。残念!
階段いちばん上から。プランツアソシエイツの建築家 宮崎浩氏の「最初に敷地を見た時から、善光寺から城山公園に至る恵まれたロケーションの中で、建物が突出することなく風景の一部となるよう、ランドスケープと建築を一体的に計画する「ランドスケープ・ミュージアム」として実現することを考えていました。」が頷ける。
反対側から。美術館の奥に善光寺の外観が見える。
そのまま本館を時計回りに移動。外観の印象がだいぶ違いますね。少し小高い丘になった地形に位置する美術館は、最初に立ったアプローチが1階でここが3階部分になる様です。
本館3階の屋上広場入り口。
広い!!右手にはカフェがあります。屈折した屋根の表情も面白いですね。テラス奥に善光寺が!このテラスの屋根の表情は善光寺の屋根のシルエットに合わせたのでしょうか。
善光寺は左手が正面になるので、この角度は側面を見ている事になるのかな。しかしなかなかのスケール感で驚きました。
さわる模型。位置関係が一目瞭然!
屋上広場「風テラス」と呼ばれているそうです。
下には最初に歩いた城山公園が見えます。綺麗に整備されてます。
屋上広場から東山魁夷館を見る。立体的に見えるのでボリューム感を把握しやすい。奥に広そうな建物だとも認識できた。
下に降りて城山公園にあったバス停も。
反対側がバス停の停留場で、こちら側が公園の施設としてトイレや手洗い場になっている様です。
つづく