いつかのチェア
いつかのチェア

いつかのチェア

過去の写真を整理していたら出てきた写真。

レストランに佇む椅子はKitani(キタニ)のアームチェア。シンプルで美しい造形は北欧家具ならでは。

チェアデザインはノルウェー出身のデザイナーSigurd Rusell(シグード・レッセル)。

調べてみると、1960年にニールス・ヴォッダー工房より製作・発表されたアームチェアで、当時はチェリー材で製作されましたが商品化はされなかった様です。

その姿は当時の展示会カタログでしか見ることが出来なかったとか。

Kitaniが新しくライセンス生産するにあたり、当時のモデルをKitani用にアレンジし製品化、今に至る。

 

加工度の高いアーム部分は柔らかい曲線で優しく手に馴染むデザイン。背板の左右にちょんと出た小さい耳がまた可愛らしい。どこから見ても美しい形状です。

 

※写真は東京にあるレストランで撮影した写真