長野県南佐久郡南牧村の八ヶ岳高原の標高1,500mに建つ「八ヶ岳高原音楽堂(1988年)」
建築界の巨匠、吉村順三氏の設計した建物で、自然の中にあって調和がとれた建築は美しいと感じずにはいられません。
軒の低い大きな屋根を支える六角形のコンクリート柱には杉の型枠が使用されているようで、冷たいコンクリートの表情を木目が柔らかくしています。
ホールのトップライトから光が降り注ぐ。天井の木組も非常に興味深く小宇宙という言葉がぴったりの様な気がします。
外観は景観から突出する事なく。
光に洗われる。
素晴らしい体験を有難うございました。