ハッセルブラッドのフォーカシングスクリーンを交換します。
全面すりガラスになったフォーカシングスクリーンがスタンダードですが、別タイプのピントグラスに交換できるのもハッセルブラッドの特徴でもありますね。
フィルムマガジンを外し、上部のフォーカシングフードを後ろにスライドしてこちらも外しますます。
ピントグラスが現れました。
全面すりガラスとなったピントグラス。中心外側にセンターラインが4本記してあります。
上写真の二つの止め金具を押し込みます。
ボディをひっくり返すと外れます。
下からボディ、フォーカシングスクリーン、フォーカシングフード。
スクリーンの溝やミラーに入ったほこりをブロアで除去します。
今回、交換するフォーカシングスクリーンのチェックド・セントラルグリッド 。
中央に15mmのマイクロプリズムと、グリッド(方眼)が組み合わされています。方眼は建築写真の縦横のラインチェックに役立ちますね。
その他に、アキュートマット スクリーン スプリット方眼。
通常のすりガラスより透明度が高く全体でピントのやまがつかみやすい。明るさを保ちつつ立体感も表現するマットです。今回は見送ります。
並べてみると違いが分かるでしょうか。
撮影するシーンに合わせたフォーカシングスクリーンを選べます。
今回使用するチェックド・セントラルグリッドのスクリーンをのせます。
フォーカシングフードを取り付けファインダーをチェック。
中心のプリズム部分は他よりも明るくクリアーに見えます。