前回のブログの続きになりますが、
オープンテラスでの家具の撮影は、午前中の明るい日差しの中で朝食を楽しむイメージと、薄暗くなる手前の夕方にお酒を楽しむイメージの二つを描いていました。
このふたつのイメージで家具の魅力を伝えようという訳です。
夕方手前に再び現地へ。
オープンテラスに家具を配置して、まずはアングルチェック。
今回は住宅内部からオープンテラスへ向けてのアングルです。
正面からまずは見てみましょう。
家具の形状や組み合わせによるセットのまとまり、あとは背景とのバランスを見ています。
夕景の薄暗い中での撮影になることと、モデルさんが椅子に座るので、そのあたりも考慮しながら。
斜めからではどうでしょう。
写真の遠近感とともに家具に立体感が出てきました。
背景の庭、フェンス、街路樹までを借景にしてバランスも良さそう。外部の住宅も最小限にできそうです。
モデルさんが椅子に座った際も半身になるのでボリューム感も抑えられる。
斜めのアングルに決めカメラをセッティング。
それぞれの家具をベストなポジションへ微調整して陽が暮れるのを待ちます。
そして、
ランタンが灯ると撮影スタート!
薄暗いタイミングはあっという間に過ぎ去ってしまうのでスピードが勝負です。
中からの撮影を終えると、次は外からの撮影。
アングルが変われば家具の位置も変わる。
「ハイ!その手前の椅子動かして!時計回転して!」
「もっと右へ移動して!あ、行きすぎた!戻して!」などなど、、、
陽が暮れるまでの現場は大忙しなのです。
モニターで最終確認して無事に撮影終了!
お疲れ様でした!!