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2019-10-10

arti(アルティ) 2019新作展示発表会_Blog

アルティ新カタログ「arti vol.5」の発刊に伴い行われた新作家具の展示発表会。artiショールーム(東京都港区)にて2019.10.9(水)2019.10.11(金) (終了) まで行われています。

今回の新作発表会では、INODA+SVEJE の新作ラウンジチェア Sans をはじめ、「 Heart Made Technology 」という視点から生み出された全シリーズを紹介いたします。またPLANK社の今年のミラノサローネ発表モデルなど、チェアやソファ、テーブルの新しいラインナップを発表いたします。

アルティ

カタログ「arti vol.5」、パンフレット、展示会場の写真をスタジオヒシキが担当させていただきました。9日のInoda+Sveje(イノダスバイエ)猪田恭子さんによるデザイナーズトークと会場の記録も兼ねて今回は上京です。

Inoda+Sveje(イノダスバイエ)はイタリア・ミラノを拠点に家具を中心に、医療機器、スピーカーなどのプロダクトデザインを手がける。

入り口を入ったところ。新作のSans。天井からつられたシェルは椅子が軽やかに浮遊するイメージを演出している。無垢木材によるなだらかなアームレストの曲面はいつまでも触れていたいほど感触が素晴らしかった!!

スタジオヒシキ撮影のイメージ写真。製品の特徴をモノクロの陰影で表現しています。デザイナーの猪田恭子さんからも写真の感想を頂き感激でした!写真は表面がアクリルで圧着された加工になっておりシャープでモダンな雰囲気が出ています。

壁面全体の構成はこんな感じ。

イタリア語で「ドーナツ」を意味するCiambella(チャンベラ)のイメージ写真。2011年発表以来、アルティを代表するモデルに。

新作Sansの展示壁面。こちらの写真はカラーで構成されている。写真の大きさは80cm程の正方形だろう。椅子のファブリックはデンマークの生地メーカー・Kvadrat(クヴァドラ社)の色鮮やかなテキスタイルを選択できる。

ここまでアップで展示されると逃げが無い。テキスタイルの繊維一本一本が光を受けて光っているのも見える。今回の撮影には高解像度のデジタルバックをハッセルブラッドにて使用。撮影中は曲面の中の微妙な陰影(グラデーション)に挑戦していましたが、この部分の表現はデジタルバックの真骨頂と言うべきか製品の持つ素材感、空気感まで今回はうまく掴めたと思う。

デザイナーズトーク後のレセプション風景。100名以上がシャンパンやワインを片手に椅子に座って感じたり説明を受けたりと賑やかに。多くの人に椅子の写真にも触れ(見)て頂ける環境に感謝です。

会場で配られたパンフレット。INODA+SVEJE のPhilosophy(哲学)と共に写真を使用して頂けました。デザイナーズトークでは大変興味深いお話も聴けて今後の写真を撮る意識も変わりそうです。

Galleryはコチラ

 

会期:2019.10.9(水)2019.10.11(金) (終了)

営業時間:10:00-20:00
※初日は、18:00-18:30にデザイナーズトーク( INODA+SVEJE 猪田恭子) 、
18:30-20:30 までオープニングレセプションを行います。

会場:artiショールーム
住所:東京都港区南麻布4-11-30南麻布渋谷ビル1F
TEL:03-5449-2501

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