新山口駅を出発し撮影地へ向かう道中は、自然の多い視界の開けた道を進みます。
道と緑と川、そのうちに瀬戸内の海も川のさき遠くに見えて来ました。
その途中、緑の中に佇む大きなドームが見え始め、車はその方向に向かって進んで行く様子。そのドームを指差し「あれは大きいドームですね」と私が言うと「寄っみますか?」と。
撮影現場では急遽、お客様の内覧中ということで寄り道することになったのです。
聞いてみると、2001年(平成13年)の地方博覧会「21世紀未来博覧会」通称「きらら博」の跡地を記念公園にしたものだそうです。
「未来博」というと、私の地元である岐阜でも1988年に「ぎふ中部未来博」が行われ、当時10歳の私もこの未来博で記念コインをゲットし喜んだ事を覚えています。
遠くから見えていたドームを近くで。流線型の屋根が面白い。
設計は日本設計。山口県初のドーム型屋内競技場だとか。
この辺りからの建物の見え方も意識していそうですね。
今は企業が山口県から命名権を取得して2020年4月から『やまぐち富士商ドーム』の名称を用いているそうです。
地上2階、地下1階の大小二つのドームが一体となった波状の庇(ひさし)が興味深し。
近くで見てみると、ドームの庇は木でデザインされていました。
ここは、メインパビリオンの一つで、681,000人を動員した山本寛斎プロデュースのパフォーミング・アート「やまぐち元気伝説」が行われた会場「スーパーテーマ館」であり、愛称の「きらら元気ドーム」もこの「やまぐち元気伝説」に由来している。だとか。
ドームの内部はフットサルやテニスが行えるそうです。公認野球の基準にわずかに満たないため野球が行われることは皆無だそうです。
スタッフルーム?
ドームのとなり海沿いに「月の海」という名の気になる場所が。
そちらも散策してみましょう。