先日の浜松へ行った際、ロケハン終了後に少し時間があったので『秋野不矩美術館』へ行ってきました。
ずっと行きたかった藤森照信氏の建築。(平成10年4月に開館)
閉館30分前になんとか間に合いました!
坂道を上がると美術館と奇妙な形の小屋が見えます。
環境に溶け込んだ美術館。
大地から生まれた建築の印象。これが藤森照信氏の設計する建築か。
美術館の正面まで坂道を上がってきました。
人の気配が全く無く、まさか新型コロナの影響で既に閉館か?とドキドキしながら入り口まで進みます。
入り口の開館中の案内にとりあえず安堵。
木を彫り込んだ門扉がまた内部への期待を感じさせます。
扉を開き内部へ。
内部のホール。
三角のトップライト、地元で採れた天竜杉、荒い漆喰の壁など自然素材をふんだんに取り入れた空間。
どこか懐かしい、そんな気持ちにさせてくれます。
焼いた天竜杉が空間を走る。
ガスバーナーで焼いたらしいです。
ホール脇にあるテラス。
向かいに怪しい形の建物が見えて面白いです。
二階の展示室へとつなぐ空間。
こちらはまた先ほどのホールと違った印象。
光を優しく取り込む窓。
漆喰壁。
天竜杉の木組み。
いい雰囲気です。
電灯も懐かしいシルエット。
天竜杉の切り株で作られたベンチ。
人と自然が作り出す造形に感動しました!
次回はあの小屋を紹介します。
つづく